高齢者を大事にするということ。

古来より、老人を労わらない国や君主は長くありません。

人間という動物の生存競争という観点で、生産性が低くなる可能性がある高齢者を減らすということは一見合理的なように思えますが、人間は社会を作ることにより発展してきたことを忘れてはなりません。

何よりも、何年も生きてきたという実績や、積み重ねられた資産があることにも気づく必要があります。

切り捨てるやり方をした場合、自分も同じように切り捨てられることを覚悟しなくてはいけないですし、周りにいる人々は自分の鏡なのです。

高齢化が進み、思考停止になっている日本をなんとかしたいと思います。